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よくある質問
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日本ミツバチの飼育を始めるには、以下の4つの準備が必要です。
❶ 育てる環境
• ミツバチの食べ物になる花粉と花蜜を持つ草花や樹木がたくさんあるか確認する
• 巣箱を置くのに十分なスペースと適した場所を確保する
• 人とミツバチの安全を守る
❷ 巣箱等の用具
• 巣箱や蜂を誘うための道具、捕まえるための道具を揃える
• 防護服や手袋などの安全用品を用意する
• 飼育を助ける道具やハチミツを採るための道具を準備する
❸ 日本ミツバチのコロニー
• 病気や害虫にかかっていない元気なミツバチの集団を手に入れる
• 良い女王蜂を確保する
❹ 養蜂技術並びに情報、経験
• 養蜂の技術を教えてくれる指導者を見つける
• 自分の経験に合った本や育成プログラムを手に入れる
• 病気や害虫についての知識を持つ
• ミツバチの生態や習性を学ぶ
これらを学んだり経験を積んだりした後で、特に重要なのは「育てる環境」です。
日本ミツバチの飼育にかかる費用は次のようなものです。
1. 飼育箱(巣箱):自作と購入で費用に格差があります。
2. ミツバチの群れ:分蜂群の捕獲、飼育者からの譲渡、方法により無料~有償の費用に格差があります。
3. その他道具:防護服、手袋、蜜収穫用具等、養蜂専用品と、100円ショップやホームセンターで購入できる養蜂専門品の代替品では、費用に格差があります。
日本ミツバチの群れの入手上の注意:
巣群(コロニー)の購入はお勧めしません。理由は以下の通りです:
• 群れの良し悪しを判断するのが難しい。
• 日本ミツバチは逃亡しやすい。
• 移動中に病気や害虫を広める恐れがある。
最も良い方法は、信頼できる飼育者から分蜂群を譲ってもらうことです。分蜂群を捕獲する方法もありますが、技術と知識が必要です。初心者には難しいかもしれません。自然に営巣している群れは、特に保護が必要な場合を除いて、そっとしておいてください。まとめると、飼育箱と基本的な道具に数万円の費用がかかり、ミツバチは信頼できる飼育者から譲ってもらうのが最良です。
ミツバチから体を守るための安全用具には、いくつかの種類があります。保護衣(面布)には、頭を覆うもの、上半身を覆うもの、全身を覆うものがあります。それぞれ長所と短所があります。
写真2のように、帽子とネットが一体になったものは、胸をヒモなどで固定し、ネットを体に密着させて、下からハチが入り込まないようにするのが良いです。できれば代用品ではなく、養蜂専用のものを使うことをお勧めします。
手を守る手袋は、ハチの針を通しにくく、手先が使いやすい柔らかいものがお勧めです。ズボンの裾からハチが入り込まないようにするためや、場所によってはマムシやダニなどから足を守るために、長靴は必要です。
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巣箱には大きく分けて3つの形があります。巣洞式、重箱式、そして巣枠式です。
1. 巣洞式:
• 巣洞式はさらに「丸洞」と「角洞」に分けられます。
• 角洞は縦置き型と横置き型の2つに細かく分かれます。
• 巣洞式の巣箱は、巣板の多くを切り取ります。蜜を取った後、ミツバチが新しい巣を作るには、飼育者の技術と時間が必要です。
1. 重箱式:
• 重箱式は、蜜がたまる部分だけを取り出して蜜を取ることができます。
• そのため、蜜を取った後もミツバチが巣を作り直すのが簡単です。
• 日本ミツバチの飼育では、この方式が一番使われています。
1. 巣枠式:
• 巣枠式は西洋ミツバチの飼育で一般的です。
• 日本ミツバチの飼育ではあまり使われていませんが、最近は改良が進み、いろいろな材料や形で使われるようになっています。
まとめると、巣箱には巣洞式、重箱式、巣枠式の3つの形があり、それぞれに特徴があります。日本ミツバチの飼育では、再建が簡単な重箱式が主流です。この他に、比較的新しい時期に海外から移入されたフローハイブ式巣箱あります。
巣箱を自作するために適している材料として、杉材は選択枝の一つです。日本ミツバチは自然環境の中で様々な材料を使って巣を作ります。ただ、自作する場合はコスト、耐久性、そして材料の入手のしやすさを考慮する必要があります。以下に、具体的な理由を挙げます。
1. コスト: 杉材は比較的安価で手に入りやすいため、コストを抑えることができます。
2. 耐久性: 杉材は耐久性が高く、屋外での使用にも適しています。特に日本の気候に合った特性を持っており、長期間使用できます。
3. 入手の容易さ: 杉材は日本国内で広く流通しているため、簡単に手に入れることができます。
日本ミツバチは多様な場所に巣を作ることができます。適した材料で作られた巣箱を提供することで、彼らが安心して営巣できる環境を提供することができます。そのため、巣箱を自作する際には、杉材に限らず、これらの条件を満たす材料を選ぶことが大事です。
図のように、刺された場合は、皮膚上にミツバチの毒嚢を残したままです。
針を抜く際、下図の白い毒嚢に触れると、毒を体に注入することになり注意が必要です。
1. 先の尖ったピンセットなどで、毒嚢に触れないように針を取り除く。
2. ポイズンリムーバーのような毒を吸い出す器具で毒を吸い取る。
3. 刺された部分を水でよく洗い、ハチ毒に効く薬を塗る。
4. 薬を持っていない場合は、刺された部分を冷たい水で冷やす。
5. 体に異常を感じたら、すぐに病院に行く。
ハチ毒に効く薬の選定は、あらかじめ医師や薬剤師に相談されて入手してください。
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分蜂とは、ミツバチの種の保存と維持のための巣分かれのことです。分蜂が起きると、コロニーの大半の働きバチが、現在の女王と共にコロニーを飛び出して、新しいコロニーをつくります。この知多半島では、4月の中旬前後が分蜂のピークです。
一般的には、巣箱の内部に蜜ロウを塗り、キンリョウヘンという分蜂群を誘引する植物や人工誘引材を使用して、分蜂群を巣箱に誘導して捕獲します。また新しい営巣場所を探すための一時待機の状態「蜂球」を、捕獲する方法もあります。
日本ミツバチの在野の研究者 故久志氏は、その著書で次のように語っています。
【九州の低地での分蜂は普通3月上旬から5月上旬までである。一般的には強勢群から開始し集中するのは4月の一か月である。2月から5月までの日照時間が流蜜を支え、分蜂数と蜂数の増殖を促す。5月の日照時間が長いと孫分蜂や弱小群の分蜂も起こり、梅雨の始まるまで散発的に続く。逆に5月が多雨だと、分蜂したのに蜂数を増やせず消滅する群れも多くなる。分蜂は気温と流蜜の条件が揃うと、いつでも行うと考えたほうが良い。赤道近くの常夏の国では、トウヨウミツバチは年中分蜂している】
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