蜜源
知多半島で見られる蜜源植物

12月~1月この時期に柿色の花粉をミツバチの足に見ることができます。その一部にはサザンカもあります。

12月~1月に懸けて白色の花粉がミツバチの足に見られることがあります。その一部にヤツデの花粉があります。

中秋に咲く、重要な蜜源です。味と臭いが個性的です。風媒花のブタクサと混同され、花粉アレルギーの無実の罪をきせられました。虫媒花であることが知られ、罪が晴れました。

12月~1月この時期に柿色の花粉をミツバチの足に見ることができます。その一部にはサザンカもあります。
危険または不適切な蜜源植物
最も危険な蜜源植物トリカブトに、こんなに亜種があり、同定も一筋縄ではありません

トリカブトの花蜜にも毒が有り、トリカブトの毒を含んだハチミツ摂取による死亡例も有るそうです。

特定外来生物に指定されています。スイカ等のつる性植物を始め生態系にも有害です。繁殖力も強いので見つけたら根こそぎ抜き取る必要があります。

トリカブトの花蜜にも毒が有り、トリカブトの毒を含んだハチミツ摂取による死亡例も有るそうです。
蜜源植物「豆知識」
一群を一年飼育するためには、どれだけの蜜源が必要か?
代表的蜜源に換算しました。西洋ミツバチを飼育している職業養蜂家の一説では、以下のとおりです。ただし、これらの花が一年中開花することはないので、他の植物と混植する必要があります。
・ナタネなら
約2,000㎡(605坪・約2反)必要と言われます。ナタネの流密量は1坪(3.3㎡)64,000個の花で1日0.24mgです。
・温州ミカンなら
約1,000㎡(302.5坪・約1反)必要と言われます。温州ミカンの流密量は1坪(3 3㎡)5 500個の花で1日0.41mgです。
蜜源不足、絶対的不足と相対的不足
絶対的不足 冬期と夏季の蜜枯れ期の不足
相対的不足 飼育の過密 自然界では平均1kmに1~1.7群生息という調査もある。蜜源に対して多数群飼育すると人為的な蜜源不足となる。
飼育場所周辺に植えたい有力な蜜源植物
植えるなら、夏の蜜枯れ期7月~8月と、冬期に11月~2月に開花する花期の長い有力蜜源植物を中心に、重点的に植えたいものです。できるだけ、その土地や地域にある固有種や在来の植物を選んで植えましょう。日本では、自生する多くの植物が外来種で占められ、土着化しています。全ての外来種を駆逐対象植物として一括りにできません。ただ、固有種や在来種に大きな影響を与え、生態系を乱す植物を植えることを、避けるのが賢明です。手間をかけて、外部から持ち込まなくても、その土地や地域にあった有力な蜜源植物は、その土地や地域で見つけることができます。(太字は主要蜜源植物・赤字は蜜源枯渇期と冬期に必要な植物)
ハチミツソウ・ポリジ・エゴノキ・クロガネモチ・ソヨゴ・アカシア・シナノキ・トチノキ・キハダ・コシアブラ・クリスマスローズ・カキノキ・クリ・ケンボナシ・ビービーツリー
イボタノキ・ブラシノキ・マテバシイ・ユリノキ・アメガシワ・キシンバイ・トウネズミモチ・ナツハゼ・カラスザンショウ・タラノキ・センダンクサ
ツバキ・ヒイラギナンテン・ヒサカキ・ミモザアカシア・ノダフジ・シャリンバイ・イヌツゲ・スダジイ・サカキ・アオジソ・ハヤトウリ・レモンウィンターセボリー・サザンカ・ハギ・ビワ・ヤツデ・ソバ
少々難あり
ソバ・セイタカアワダチソウ(蜜に多く混じると、個性的な匂いを嫌う人もある)・クローバー(繁殖力が強すぎ、耕作地付近には不向き)・カラスサンショウ(枝にトゲがあり、耕作地周辺や公園や庭には不向き)・ クリスマスローズ (花期は長いが、高価)
駆除対象植物(有害植物として指定されている)または、要注意植物となっているもの
アレチウリ(特定外来生物に指定 駆除対象となっています) 半島では東浦町で確認されました。イタチハギは要注意外来生物に指定されています。
毒草(野生種が確認された場所から、巣箱を相当距離を置く)
トリカブト・ レンゲツツジ・アセビ・ネジキ というような一部のツツジ系植物は有毒物質が含まれる
採餌活動圏と距離
日本ミツバチの採餌活動圏は、ある研究者の説に従うと距離2.2k相当だと言われています。知多半島の南端 豊丘インターチェンジ付近に置いた巣箱コロニーの採餌圏は、以下の図の同心円の内側地域となります。ただ、遠くなるほど飛行のためにエネルギーを多く費やすことから、よほどの事情が無い限り、通常は燃費効率のよい近場の蜜源へ、コロニーのワーカーの多数が訪花するものと思われます。

知多半島の主要蜜源植物、指標蜜源植物と年間作業の目安
